ジュニア６年 春季市大会選手権の部（順位決定戦）

　選手権の部予選Ｂグループを２位で終え、Ａグループ１位の落合ＳＣさんと決勝進出をかけて、聖ヶ丘小学校で行われた順位決定戦に臨みました。一部選手は直前までバーモントカップ決勝トーナメントに出場し、そのままこの会場まで直行しての参戦です。

　これに勝てば７月９日に多摩陸で決勝を戦える、ということもあり、選手達は立ち上がりから攻守にわたって積極的な動きを見せます。相手の落合ＳＣさんは、Ｕ１２リーグでレオヴィスタ町田戦に勝利するなど手強い相手ですが、臆することなく戦えています。

　全体的に押し込む展開の中、中盤のシュウから左サイドに絶妙なスルーパス。これをヨシトが快足を飛ばして駆け上がって、足下に納めたボールを落ち着いてゴールに蹴り込んで先制点を挙げます。相手の攻撃も、危なくなる前に全体でしっかりカバーし、シュートまで持ち込ませず、前半を１点リードで折り返します。

　後半も、前半同様に積極的な展開から相手陣内に攻め込みますが、もう少しのところで相手ＤＦに阻まれ、追加点を挙げられません。一方、鶴牧守備陣もしっかりと対応し、相手の攻撃を押さえていましたが、最終ラインとＧＫの間に蹴り込まれたボールの処理にもたつく間に、相手選手にヘディングを許すとこれがゴールに吸い込まれて同点に追いつかれます。

　１－１になった後は、お互い勝利に向かって激しい攻守の切り替えが続き、ピンチとチャンスが交互に訪れますが、どちらも勝ち越し点には遠く、そのままタイムアップ。決勝進出の行方はＰＫ戦に持ち越されます。

　ここまできたら、後は運を天に任せるのみ。キックの順番だけ決めて見守るしかありません。お互い緊張する中、両チームＧＫを含めて８人全員がキックを行った結果は･･･　残念ながら６－７で敗れてしまいました。
（結果：１－１（前：１－０、後：０－１）；ＰＫ６－７★、得点者：ヨシト）

　公式記録は引き分け（ＰＫ戦は、上位に進出するチームを決めるもので、勝敗とは無関係）とはいうものの、やはり選手達は悔しそうな様子。これを糧として、今度は時間内に勝ちきることができるだけの力を、今後の練習で身につけていきたいところです。

　まだ７月９日の３位決定戦が残っています。これに勝って、最後はスッキリとした形で春季大会を終えたいところ。目標を切り替えて頑張って行きましょう。

　本日も多くの保護者の皆さんに大きな声援をいただきました。残念ながら決勝進出とは行きませんでしたが、次回多摩陸の３位決定戦でも、皆さんの後押しをいただければと思います。