2016年6月11日土曜日

ジュニア6年 バーモントカップ東京都決勝大会1次ラウンド

 4月末に6年生3チームで参加した一般予選を通過したAチームが、立川市の泉体育館で行われた都大会の1次ラウンドに臨みました。ブロック予選を経由しませんでしたが、35期生初めての「都大会」。相手はどこも強豪ぞろいですが、「いい経験」に終わることなく、さらに上を目指して戦いました。11ブロックからは、鶴牧のほかに小川FCさん(2チーム)、本町田FCさん、FC.SEISEKIさんの計5チームが、8チームによる決勝トーナメント進出に向けて挑みました。

○1試合目 vs バディ江東(江東区・8ブロック第1代表)
 初めての「都大会」、初戦の対戦相手はバディ江東さん。言わずと知れた強豪で、8人制では現在T1リーグに所属しています。選手達もさぞ「ビビッている」かと思えば、割とリラックスし、やる気満々の様子。少なくとも、名前負けはしていないようです。

 キックオフから猛然と相手選手にチャレンジしていきます。コーチからの「前からドンドン行け」との指示に、ピッチの選手達がしっかりと意識を統一し、攻守にわたっていいリズムの時間帯が続きます。そんな中、前半はチャリが見事な2ゴールを挙げ、相手の反撃を1点に抑え、2-1でリードして終えます。


 ハーフタイムの選手達の表情も、自ら手応えを感じている様子で生き生きとしています。前半の流れをしっかり繋いでいくことだけ伝えて後半へ。

 後半も選手達の動きは上々。やや疲れた様子を見せるものの、勝負所ではしっかりと踏ん張って相手の攻撃の目を摘み、GKマツユウのファインセーブなどで失点を防ぐと、チャリ、ユウキが追加点を挙げて試合終了。見事4-1で大事な初戦をものにしました。
(結果:4-1☆(前:2-1、後:2-0)、得点者:チャリ、ユウキ)

○2試合目 vs 一之江キッカーズ(江戸川区・一般予選)
 2試合目の対戦相手は、同じく一般予選を勝ち進んできた一之江キッカーズさん。8人制サッカーでは江戸川区チャンピオンとのこと。1試合目に続いて強豪相手の試合が続きます。

 この試合も立ち上がりからしっかりと相手にプレッシャーを掛け、高い位置からボールを奪うことを意識して戦うことをテーマにしていましたが、1試合目のようにはなかなかゴールを奪えない展開が続くと、逆に一瞬のスキを突かれて相手に先制点を許してしまいます。

 1点リードされてのハーフタイムでしたが、選手達の表情を見ると落ち着いたもの。そのまま多くは語らず、選手達の意識に任せて後半に送り込みます。


 1試合目からのハイプレッシャーの展開に、さすがに疲れを見せる選手も出てきて、次々交代選手を送り込むとこれが的中。選手達もベンチで見ていてウズウズしていたのでしょう。まずはジョウノスケの個人技からの同点ゴールを皮切りに、相手ゴール前での混戦から再びジョウノスケが押し込んで逆転。

 見ているコーチ(と観戦している保護者、6年選手、5年コーチ・選手など)はドキドキしていましたが、選手達はたくましい精神力を見せてくれ、逆転での2連勝をものにしました。
(結果:2-1☆(前:0-1、後:2-0)、得点者:ジョウノスケ×2)


○3試合目 vs FCアンビシオン(国分寺市・一般予選)
 1次ラウンド最終戦の対戦相手は、一般予選を勝ち上がった国分寺のFCアンビシオンさん。2連勝同士の対決で、決勝トーナメント進出をかけた大一番です。

 得失点差の関係で、引き分けでも通過できるところ(選手達も気にしていました)ですが、引き分け狙いではなく、すっきり勝って通過したいところ。選手達にも、難しいことは考えず、最後の試合に力を出し切り、勝ってベスト8進出を目指そう!と気合いを入れて試合へ送り込みます。

 1時間のインターバルがあるとはいえ、心身ともにプレッシャーのかかる試合を2試合終えた選手達、疲れていないはずはありません。それでもしっかりと戦う姿勢を見せ、フミヤのゴールで1点リードして前半を終えます。


 ハーフタイムの選手達の雰囲気はハイテンション。それでも疲れている選手を交代させながら後半を戦います。2試合目同様、タイキをはじめ交代選手がしっかりと身体を張って好守に奮闘すると、ユウキがセットプレーから2点目を追加。その後相手に得点を許し1点差に詰め寄られますが、チャリが右45度やや遠目の位置から逆サイドネットに突き刺す3点目。

 さあ行けるぞ、残り1分、となったところで相手も粘りを見せ、再び1点差となりますが、選手達は落ち着いてしっかり時間を使い、リードを保ったままタイムアップ。ピッチ上で飛び跳ね、ベンチでガッツポーズを見せる選手達。勝負所でしっかりと勝利をものにし、ベスト8進出を勝ち取ることができました。


(結果:3-2☆(前:1-0、後:2-2)、得点者:フミヤ、ユウキ、チャリ)

 35期生、やってくれました。「初」となる都大会で、フットサルとはいえ東京都ベスト8進出です。普段はフットサルに特化した練習はしない中、山田コーチの主導でフットサルの基本を教わり、短期間での練習で見事な結果を残してくれました。


 また、観戦していた保護者の方も感じたかもしれませんが、選手達の心の強さを認識できた試合でした。 リードしていても浮つくことなく、逆に追いつかれたり、リードされたりしても慌てず、冷静なハートで熱いプレーを見せてくれました。3試合を通じて、ベンチからほとんど細かい指示をする必要がないほど、今日の選手達は「キレキレ」だったと思います。

 これもひとえに、遠くの会場まで駆けつけてくれた保護者の皆様や、6年選手、5年コーチ・選手達の熱い声援があったからこそだと思います。また、同じくバーモントカップを戦ったFC.SEISEKIさんや東寺方SSSさんには、貴重なTMの機会・場所を提供していただき、選手達のフットサルの理解に繋がりました。

 こうした関係者の皆さんのお陰で、今日の結果があったと思います。この場をお借りして、鶴牧SC関係者はもとより、FC.SEISEKIさん、東寺方SSSさんの関係者の皆様に対しまして、改めてお礼申し上げます。

 18日にはいよいよ決勝トーナメント。対戦相手は1次ラウンドGグループを勝ち上がったFC BONOS MEGUROさん。強く、速く、大きい選手がそろったチームです。簡単な試合にはならないと思いますが、更なる上を目指して頑張りたいと思います。引き続き関係者の皆様からの応援をいただければと思いますので、よろしくお願いします。

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