2015年9月21日月曜日

ジュニア5年生 秋季市内大会

 JA杯ブロック予選、4年ハトマークに続いてまたしてもベスト8で終えた鶴っ子達の秋季大会の始まりです。JA杯のチームとはまた違ったチーム編成で、それぞれ日ごろの練習成果と成長を確認する絶好のチャンス。6Bチームは和田公園、6C・6Dチームは旧北貝取小学校と、2か所に分かれての予選初日です。

【6Bチーム】
○予選1試合目 vs 永山B
 6Bチームは春季大会チャンピオンとして連覇を狙うのは勿論のこと、来年のU12リーグベスト8以上、そしてその更なる上を目指すべく新たなチーム作りが始まります。


 『いつも』のポジションから若干選手の布陣を変えて入ったこの試合、前半4分に秋季から6Bに入った右サイドタイキが同サイドを駆け上がったユウセイへのラストパス。ユウセイがこれを角度のない所から決めて先制点を決めます。前半はこのまま押し込む展開が続くものの決定力が足りず、またシュートの本数も押し込んでいる割には少なく1点リードで折り返します。


 後半頭からセンターバックとワントップの選手を変えて試合に入るとワントップに入ったソウマが6分に右サイドからドリブル・シュート。9分にはGKマツユウからのカウンターを右サイドタイキ、そしてまたしてもソウマが左足で追加点を奪います。2点目はこのチームの売りの縦に速い攻撃が見事にはまったいい展開からの得点でしたが、その後はその売りを前面に出し過ぎるあまり押し込み続けるものの連続攻撃といった厚みのある攻めが見られず、また再三の決定機をペナルティエリア内で外しまくりこのまま試合終了。


(結果:3-0☆(前:1-0、後:2-0)、得点者:ユウセイ、ソウマ×2)

○予選2試合目 vs トヨニB
 「君達はピッチの中の状況を見てプレーしているか?」、と監督が問いかけた1試合目後のミーティング。1試合目よりもより入念に状況に応じた展開・ボールの運び方・体の向き・トラップの方向を試合前に細かくチームで確認します。


 この試合も『いつも』とは違うポジションで起用の選手を入れて試合に入ります。すると前半5分に左サイドで先発のタイキからのグラウンダーのボールを大外で右サイドバックから駆け上がってきたソウマがダイレクトで合わせて先制点を奪うと、1分後にはワントップでの起用のタクが相手GKからのボールを中盤で跳ね返したユウキからのボールのバウンドをうまく合わせて追加点。15分にはタクからのCKをユウキがヘッドで合わせて追加点。3-0で前半を折り返します。

 
布陣・選手の組み合わせを変更して臨んだ後半も開始1分と5分に後半から中盤右に入ったユウセイが追加点を決めます。また12分には得意のドリブルで中央を突破したジョウノスケがチーム6点目を決めて試合終了。予選1日目を2連勝で終えます。


 試合内容を振り返ると1試合目よりも状況を理解してスペースを使おうとトライしているのが見えた前半、何度か連続攻撃が見られるものの幅・深さ共にまだまだ改善の余地ありか。後半に至ってはいつもの『売り』を前面に出し過ぎるあまりバランスを崩して相手にスペースを逆に与えてしまい攻め込まれる場面も。

 選手一人一人がチームとしての課題にどれだけ向き合って成長できるか、チーム作りは始まったばかり、これからに期待です。
(結果:6-0☆(前:3-0、後:3-0)、得点者: ソウマ、タク、ユウキ、ユウセイ×2、ジョウノスケ

= 稲本

【6Cチーム】
○1試合目 vs 落合C
 午前中の6Dチームの会心の出来を見て、自分たちもやってやるぞ、と臨んだ6Cチーム。春の大会に続いての決勝トーナメント進出とさらにその上を目指して気合十分。


 初戦の対戦相手は落合Cチーム。立ち上がりからいい形のプレッシャーをかけ、徐々に主導権を握る展開ですが、相手も最後の部分でしっかり守ってカウンターを返してきます。そんな中、GKへのバックパスの処理にもたついたところを相手FWに奪われゴールに流し込まれて先制を許してしまいます。それでもその後、しっかりと気持ちを切り替え、前半を終了。


 後半も、どちらかといえば押し込む展開。とはいえゴールが遠いのも前半同様で、なかなか追いつくことができません。DFからしっかりボールを回して展開し、迎えた12分、左サイドで奪ったボールをつなぎ、ペナルティエリア外45度付近から放ったハルトのループ気味のミドルが逆サイドネットに吸い込まれ起死回生の同点弾に!


 その後も攻め込む展開が続きましたが、逆転まではいかず1-1の引き分けという結果に。とはいえ、試合としては悪いものではなく、夏合宿以降、一皮むけた感のあるハルトが公式戦でもしっかり結果を残すという内容のあるゲームでした。
(結果:1-1△(前:0-1、後:1-0)、得点者:ハルト)

○2試合目 vs 多摩C
 対戦相手の多摩Cチームは女子だけで編成されたチーム。春の大会でも鶴牧Cチームが対戦しましたが、しっかりした技術で戦う好チーム。特に、蹴る・止めるといった基本的な技術のほか、1対1の身体の使い方など、鶴っ子達もまねして欲しいくらいです。


 そんな相手に対して、1試合目同様、しっかりとボールを回し、スピードを生かした展開でゴールを狙いますが、今日のCチーム攻撃陣は、最後のシュートの精度が今一つ。何度か得点チャンスがあったものの、結局得点には結びつかず、前半は0-0で折り返します。


 後半開始早々もシュートがなかなか得点に結びつかず、ジリジリした展開でしたが、5分にようやくチャリがゴールを決めて先制すると、その後もプレッシャーをかけ続け、12分には中盤でボールを奪ったチャリがドリブルでゴール前に持ち込み2点目。攻撃する時間帯の割にはなかなか得点に結びつかず苦戦したものの、相手の攻めはしっかり防ぎ、無失点に抑えてしっかり勝つことができました。


(結果:2-0☆(前:0-0、後:2-0)、得点者:チャリ×2)

【6Dチーム】
○1試合目 vs 東寺方B
 初戦の対戦相手は東寺方Bチーム。春の大会に続いての対戦です。朝一番の試合に弱い鶴っこでしたが、今日の6Dメンバーは序盤からしっかり戦うことができています。攻守にわたってサボることなく、しっかりと走りきることができています。


 時々受ける相手のカウンターも、守備陣がしっかりとカバーし合い、相手のシュートも、今大会が市大会初出場となる守護神イッチャンがしっかりとストップ。普段の練習やTMと同様、なぜか相手のシュートが正面に飛んでくるというポジショニングの良さを見せてくれると、10分、19分とマサヤがしっかりとゴールを決めて、前半を2-0で折り返します。


後半になっても、前半同様、鶴っ子たちが躍動します。開始早々1分にマツリが3点目を決めると、4分にも同じくマツリが4点目。時々相手に攻め込まれる時間帯が続きますが、守備陣もしっかりと体を張って守り切ると、17分にマツリがハットトリックとなるゴールを決めてそのまま試合終了。予選の初戦を無失点での快勝で終えることができました。


(結果:5-0☆(前:2-0、後:3-0)、得点者:マサヤ×2、マツリ×3)

○2試合目 vs 落合D
 この試合を勝利で終われば予選突破が濃厚となる2試合目。対戦相手はこれも春の大会に続いての対戦となる落合Dチーム。


試合開始からお互いがしっかりとプレッシャーを掛け合い、攻守にわたって気持ちが入ったプレーを両チームの選手が見せてくれます。そんな中、5分にマサヤが先制点を決めると、その後も何度かいいチャンスを迎えますが、相手選手もしっかりとした守備を見せ、11分には同点に追いつかれ、前半はそのまま1-1で終了。


 後半も、お互いが身体をぶつけ合って激しく戦いますが、お互い得点までは至らず、ジリジリした試合展開に。どちらの選手も「勝とう」という気持ちをしっかりと現し、お互いギリギリのところで得点を許さないシーンが続きます。このまま引き分けで終わるのか、という18分、左サイドを抜けてパスを受けたマサヤがしっかりと決めきって待望の勝ち越し点。その後の相手の攻撃も守備陣がしっかり守りきり試合終了。見事2連勝で予選初日を終えることができました。


(結果:2-1☆(前:1-1、後:1-0)、得点者:マツリ、マサヤ)

 初日の結果、6Cチームは1勝1分けで、現時点では2位につけ、次回10月11日のSEISEKI Cとの対戦結果と、3位につける落合Cvs東寺方Bの結果次第で決勝トーナメント進出かどうかが決まる状況に。また、6Dチームは2連勝の結果、3試合目のSEISEKI B戦を残しての決勝トーナメント進出が決定です。

 両チームとも、春の大会に比べてしっかりと戦うことができるようになっており、ボールを展開する力もついてきました。ぜひとも更なる上も目指して、残る予選、決勝トーナメントを戦って行こう!

 本日も2会場に分かれての予選にもかかわらず、多くの保護者の皆さんに大きな声援を送っていただきました。3チームとも無敗で終えられたのも、熱い声援をいただいたおかげと感謝しています。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

=中村

0 件のコメント: