2014年12月23日火曜日

ジュニア4年 大根ラディッシュ招待

 今日は例年お招きいただいている大根ラディッシュ招待に参加してきました。会場の秦野市なでしこ広場まで電車・バスで移動となりました。当初、11人制で3チームの予選リーグ+順位決定戦の予定でしたが、参加6チームのうち1チームがインフルエンザにより参加取り止めとなったため、急遽8人制の5チーム総当たり方式に変更となりました。

【1試合目:vs千葉北FC(千葉市)】
 1試合目の相手は千葉北FCさん。体格のいい選手が多いですが、当たり負けしないよう、球際で厳しくチャレンジできるかがポイント。先日の練習試合で好感触だった3-3-1の布陣で臨みます。


 立ち上がりから押し気味に進めますが、まだまだ狭いところに突っ込む傾向が。今日のピッチは8人制フルサイズ。いつもの4年生サイズに比べ、二回りほど大きなピッチを広く使い切れていません。それでも5分、フミヤからの浮いたクロスをジョウが落ち着いてダイレクトで合わせて先制。その後も鶴牧ペースで進み、11分にジョウのパスを受けたマサヤが決めて、2点リードで前半を終えます。


 メンバーを入れ替えた後半も鶴牧ペース。立ち上がり早々の1分、ユウセイのクロスからのタクのゴール皮切りに、5分にはタクのCKをユウキが合わせて追加点。その後も攻める時間帯が多く続き、8分、11分とユウセイのアシストからユウキ、ジョウが得点を挙げてそのまま試合終了。見事初戦勝利しましたが、欲を言えばもっと落ち着いて人・スペースを使えたかな、という印象です。
(結果:6-0☆(前:2-0、後:4-0)、得点者:ジョウノスケ×2、マサヤ、タク、ユウキ×2)

【2試合目:vs成瀬SS(伊勢原市)】
 2試合目の相手は成瀬SSさん。先に行われた試合の内容からは、相当力のある手強い相手です。試合前、優勝するためにはこの試合が一番重要だということを監督から伝えられて試合に臨みます。昼食を取ったあと、若干気持ちも緩みがちですが、選手達はどう戦うでしょうか。


 やはり相手は早くて強い選手が多く、対応に戸惑う部分もありましたが、試合展開としては6~7割を相手陣内に攻め込む形に。しかしそこから先がアイデア不足。ボールを持って単純に突っ込んだり、次の展開の判断が遅く、相手の寄せにパスを引っかけてしまったり。そうこうするうち、相手のカウンターを食らって先制を許すと、とたんにリズムが悪くなり、攻め上がってからの切り替えや守備のポジションに戻ることをサボる選手が出てきます。結局このまま前半終了。


 後半も、何となく前半の悪いリズムを引きずった展開に。相手陣内に攻め込むものの、その先のゴールまでが遠く、焦っているのか縦へ行くばかりの単調な形が目立ちます。そのうち、球際への厳しさもなくなり、ボールを奪われたあとのカバーも遅れてくると、攻め上がったDFが戻るのをサボったスペースをカウンターで突かれて失点。そのあと必死に攻めるものの、ユウキがゴール前のドリブルで粘って1点を返すのみで試合終了。優勝に向けた大事な1戦を落としてしまいました。
(結果:1-2★(前:0-1、後:1-1)、得点者:ユウキ)

【3試合目:vs大根ラディッシュ(秦野市)】
 3試合目はホストチームの大根ラディッシュさんが相手。試合前、成瀬SS戦での戦い方に対して、監督からの厳しい指導が。要は、「技術どうこうではなく、戦う姿勢がなっていなかった」ということ。球際での厳しさ、切り替えをサボらないこと、選手同士の声かけ、そして何より100%で戦うことなどなど、基本的なことを再確認して試合に。


 立ち上がりこそ、試合前の課題を意識したプレーが見られましたが、相手からのプレッシャーが思っていたほど強くなかったからか、選手達のプレーに「キレ」が見られません。そんなところがプレーが雑になってしまうことにつながり、ボールを奪っても単調な攻めとなってしまいます。それでも7分、マサヤがこぼれ球を拾ってそのままドリブルしゴールに流し込んで先制すると、9分にはジョウのクロスをタイキが決めて追加点。さらに11分、ドリブルで仕掛けたジョウがペナルティエリア内で倒されて得たPKを自ら決めて、前半3点リードで折り返します。


 後半も前半のような、攻めてはいるんだけど何となくピリッとしない試合展開が続きます。「単調」というか「淡泊」というか・・・。4分にマサヤが前半と同じような形でゴールを決めると、ユウセイも何度かドリブルしてゴールに迫りますが、最後のシュートがなかなか決まりません。その代わり、9分にタイキのゴールを見事にアシストしてくれます。その後も攻め続けますが、結局追加点を挙げることなく試合終了となりました。
(結果:5-0☆(前:3-0、後:2-0)、得点者:マサヤ×2、タイキ×2、ジョウノスケ)

【4試合目:vsFCエスペランサ(世田谷区)】
 最終戦の相手はFCエスペランサさん。この試合の結果次第で準優勝を争うこととなります。3試合目の後、相変わらず100%を出せていない選手達にまたまた監督・コーチから檄が・・・。どうすればいいのか、しばらく選手達だけで話し合いをさせて試合に臨みます。


 相手は上手い選手が多く、なかなか思い通りの試合展開をさせてもらえません。それでも、2試合目・3試合目に比べれば、選手達の声も出て、相手に対して向かって行く気持ちが伝わってきます。徐々に相手を押し込んでいく試合展開となりますが、最後のシュートの精度を欠いて、スコアレスで前半終了。


 本日最後の試合ということで、すっきり勝って終わりたいところですが、なかなか得点まで至りません。前半に比べるとシュートまで持ち込む機会が増えましたが、今度は最後のシュートの精度が今ひとつ。決定的なチャンスもいくつかありましたが、決めきれません。結局、お互いゴールを決めきれず、そのまま試合終了となりました。
(結果:0-0△)

 4試合を終えて2勝1分け1敗で、成瀬SSさんに続く準優勝という結果となりました。結果だけを見れば、「おめでとう」といいたいところですが、優勝するチャンスも十分あっただけに、選手達にはこれで満足することなく、もっともっと高いところを、チームとしても各個人としても目指して欲しいと思います。特に、常に100%を出し切ること、攻守の切り替えでサボらないこと、これらは技術云々ではなく、試合に臨む姿勢として最も基本的なことです。本当に大事な試合の時にこうした基本が貫けるか、今後の35期の選手達にとって大きな課題になってくると思います。


 本日も遠くまで多くの保護者の方に応援に駆けつけていただきありがとうございました。また、試合終了後、暖かいミニカップ麺の差し入れまでいただきました。選手のみんな、こうした保護者の方の気持ちに応えられるよう、これからも頑張ろう!

 また、大会にお招きいただきました大根ラディッシュの関係者の皆様には、いろいろとお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

=中村

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