2014年10月4日土曜日

ジュニア4年 多摩チャンピオンズリーグ(第9節)

 本日は、Aチームが関東村にて多摩チャンピオンズリーグの第9節に参戦してきました。一時は天候不順により中止が多かったこの大会、最近は順調に日程消化が進んでいます。

○1試合目 vs YNキッカーズ(府中)
 これまでも練習試合で何度か対戦したことのあるYNキッカーズさんとの試合です。会場到着直後、選手達はYNさんとFC芹ヶ谷東京さんの第一試合を見て、どの選手が危険な相手か、どんな戦い方をしてくるのかを確認して臨みます。また、コーチからは、守備のアプローチ(飛び込まない)、カバーリングについてアドバイスが。


 ところが、開始早々、試合前に選手皆が「危険だ」と言っていた相手選手にボールが渡ると、誰もアプローチに行かず、抜かれてもカバーに行かず、身体も寄せずにそのままシュートを打たれて先制点を奪われてしまいます。おーい、試合前のミーティングは何だったの?その後も押し込まれる展開が続いて何度もピンチを招きましたが、追加点を奪われることなく前半を何とかしのぎました。


 ハーフタイムに、もっとしっかり相手にプレッシャーをかけること、裏を取られないような準備など、もう一度確認して後半へ。何人か選手交代し、全体的に前にプレッシャーをかけられるようになると、GKショウからのパントキックをDFと競り合ったケンシンが浮き球をうまく合わせて先制点。


 その後も押し込む展開が続き、ゴール前のこぼれ球をタクがよく押さえたミドルを決めて追加点。さらに右サイドをドリブルで駆け上がったケンシンが、あまり角度のないところからのシュートを決めて3点目。ディフェンス面での課題がいくつかあったものの、逆転で1試合目をものにすることができました。
(結果:3-1☆(前:0-1、後:3-0)、得点者:ケンシン×2、タク)

○2試合目 vs FC芹ヶ谷東京(町田)
 試合前、1試合目の立ち上がりの失点場面について振り返り、十分気をつけて対応するよう試合に送り込みましたが、今日の鶴っ子はどうしたことか、またまた開始早々にボールに気を取られ、裏を取られて先制点を献上してしまいます。


 そんなに相手からのプレッシャーは強くないものの、どうしてもボールサイドに意識が行ってしまい、裏を取られることが多くなってしまう状況に。また、マイボールで攻め込んで、相手にボールを奪われた後の切り替えが遅れて、結果的に後ろのスペースが空き、それを予測したカバーリングができない、という形となってしまうことが多く、前半は同じようにサイドに寄せられて裏からフリーで入ってきた相手に追加点を与えてしまい0-2で終えることに。


 後半、メンバーを入れ替え、攻守の切り替えや相手へのプレッシャー、ドリブルを効果的に使って相手を引きつけるといったことをアドバイス。だんだん相手に対して厳しくぶつかれるようになり、何度かチャンスを迎えますが、ファーストタッチやラストパスの精度が悪く、なかなかシュートまで持ち込めません。

 それでも、フミヤからのパスを受けたユウセイが反転してのシュートを決めて1点を返すと、その後は相手へのプレッシャーをかけつつ効果的な縦パスなども織り交ぜ、ユウキ、タクが追加点を決めるなど、結局後半6点を返して逆転勝利することができました。ユウキは後半のみ出場でしたが、見事ハットトリックを決めてくれました。
(結果:6-2☆(前:0-2、後:6-0)、得点者:ユウセイ×2、ユウキ×3、タク)

 今日の2試合は、前半チームと後半チームで選手を入れ替えて臨んでみましたが、相手にしっかりプレッシャーをかけられるかどうかが、試合展開にどれほど影響するのかがよく分かった試合でした。今後の練習でも、今日の課題をしっかりと意識して取り組んでいきたいと思います。

 本日も多くの保護者の方々に、送迎・応援などのご協力をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

=中村

0 件のコメント: