2014年5月31日土曜日

ジュニア4年 交流戦

 ジュニア4年生は、宝野公園にOKサッカークラブさん(八王子市)、FC芹が谷東京さん(町田)、FC本宿さん(府中市)、火の鳥FCジュニア(日野市)の4チームをお招きし、鶴牧A・B2チーム合わせた計6チームで交流戦を行いました。3チームの2グループに分けて予選、その後順位戦と「ミニカップ戦」のような形となりました(表彰などはありませんが・・・)。

 今日は、これまでとは違う試みとして、A・B両チーム共に前半と後半でメンバーを固定して、それぞれ以下のようなテーマを与えて試合に臨むこととしました。
 前半チーム: "自分達の力でゲームを作る。周りに頼ったサッカーをしない。"
 後半チーム: "前半チームから引き継いだゲームの状況を理解して、ゲームプランを持って勝ちに行く。"

【予選リーグ】
(Aチーム)
 前半チームは、各選手が担当のポジションで踏ん張り互角の展開。でも、失点をきっかけに集中力が落ちるところが見られました。また、攻撃・守備とも個人プレーの単発になりがちで、チームとして連携ができるようになるともっと楽にプレーができるようになるでしょう。
 それでも、試合の合間に、自分達で状況を打開すべく話し合いを少しずつ進めていくようになったことは印象的でした。


 後半チームは、勝つためにシュートを相手より先に打ってリズムを作ろう、と目標を明確にして対応できました。課題としては、手詰まりになった時にもう一度落ち着いて自分達で攻撃を作り直すことができるようになれるか、ここぞという時に、積極的にドリブルで仕掛けたりシュートを意識したプレーがもっとできれば、という点でしょうか。


(第1試合 vs OKサッカークラブ 結果:☆8-4、第2試合 vs FC本宿 結果:☆3-2)

(Bチーム)
 Aチーム同様、前半チーム、後半チームともにテーマを与えて試合に送り出します。以前に比べると、積極的にボールに向かっていく選手が増えてきました。シュートへの意識も、個人差はあるもののできるようになりつつあります。


 一方で、いくつか気になる点も。例えば、
 ・ ボールがバックラインに下がって組み立てなおすときの対処が遅い又は、感じていない選手がいる。
 ・ 浮き球の処理が全体的に苦手。
 ・ ゴールキックからの出し所がないため、無理に蹴って相手に拾われて攻め込まれ、最悪失点してしまう。
 ・ ディフェンスの意識はあるものの体をうまく使い遅らせる、奪うなど出来ないため、ずるずると下がってしまう。
 ・ クリアーしたときバックラインの押し上げが遅いため中盤にスペースが出来てしまう。
 これらはBチームだけでなく、Aチームの選手にも共通していえることですが、こうした点が改善できれば、どんな相手でもしっかり戦えるようになります。普段の練習でも意識してがんばろう!


(第1試合 vs FC芹が谷東京 結果:☆2-1、第2試合 vs 火の鳥FCジュニア 結果:☆5-1)

【順位決定戦】
 予選リーグの結果、鶴牧A・Bとも1位となったため、1位決定戦が鶴鶴対決となりました。普段の練習から、お互いがそれぞれのプレースタイルを知っているので、攻める方も守る方も若干やりにくそうでしたが、徐々にBチームが押し込む展開に。Aチームの集中が切れたところを次々に攻め込んで、前半はBチームが5-1でリードして終えます。


 後半は、逆転に向けてAチームが怒濤の攻めを見せます。次々に得点を重ねていきますが、焦りもあるのか、あと少しのところでシュートまで持ち込めなかったり、わざわざ人混みに飛び込んでいってボールを奪われたりという単調な攻撃となってしまいます。結果、あと1点が追いつけずタイムアップとなり、Bチームが1位となりました。
(鶴牧A vs 鶴牧B 結果:5-6)

 ちなみに、1位決定戦前に行われた順位戦については、(5位決定戦)火の鳥FCジュニア vs OKサッカークラブ:5-5、(3位決定戦)FC芹が谷東京 vs FC本宿:3-4という結果となりました。

 今回の交流戦、チーム分けや試合のテーマについて、よりはっきりとした目標を与えて試合に臨んでみましたが、攻守において人任せにすることや、1点を取ること(取られること)の重要性を再認識するいい機会だったと思います。それぞれの選手によって受け止め方は違うと思いますが、普段の練習からしっかりと意識できるようにしたいと思います。

 本日参加いただいた4チーム(OKサッカークラブさん、FC芹が谷東京さん、FC本宿さん、火の鳥FCジュニアさん)には、暑い中、遠いところお越しいただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。今後とも機会があれば、よろしくお願いいたします。

 保護者の皆さんも、大勢の応援ありがとうございました。これから夏に向けて、子供達もグングン成長していくと思います。今後とも温かく見守っていただければと思います。

== 岩田・稲本・三上

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