2014年4月27日日曜日

ジュニア4年 ハトマーク・フェアプレーカップ11ブロック一次予選

 4年生となって初めての、都大会へと続く大きな大会の予選が始まりました。今大会は選抜メンバーで臨み、ベンチ入りがかなわない選手もいますが、出場する選手は「チームの代表」として、メンバー全員の気持ちを胸に試合に向かいます。市大会優勝のいい雰囲気をつなげられるか、大事な一次予選です。

○1試合目 vs 南大谷SC(町田)
 予選1試合目は町田の南大谷SC。初めて対戦する相手ですが、某審判部長の出身チーム(しかも、第1期生)とのこと。初戦の入り方が大切、とよく言いますが、さてどうでしょう。


 やはり初戦の重圧(?)なのか、立ち上がりはいつになくみんなの動きが固い印象。相手選手は、特にDFに体格のいい選手がいて、簡単にはボールを持たせてくれません。鶴牧の選手も、ボールが足につかないのか、トラップ、ドリブルが思ったとおりにいきません。それでも前半3分、タクのパスを受けたフミヤが先制点を挙げると、8分、13分とタクが相手ボールを奪ってドリブルで持ち込み2得点。その後、ユウセイが追加点を挙げ、前半を4点リードで折り返します。


 後半になると、前半に比べれば選手たちの固さもとれて、だんだん動きはよくなっていきますが、それは相手選手も同じ。攻撃する時間帯は長いものの、得点までが遠い展開。リズムを変えるべく10分にケンシン、17分にタイキをピッチに送り込みます。すると後半19分、ユウキからのグラウンダーのクロスをタイキが落ち着いて合わせて追加点。短い出場時間でしっかり結果を出してくれました。
 初戦は勝利しましたが、次の試合に向けていろいろと課題も見られたので、そこをきちんと修正していけるでしょうか?
(結果:5-0☆(前:4-0、後:1-0)、得点:フミヤ、タク×2、ユウセイ、タイキ)

○2試合目 vs 多摩SC
 2時間ほど時間が空いての2試合目は、多摩SC。市内大会でもこれまで好勝負を繰り広げてきた相手です。ピッチを広く使ってくるチームを相手にどう戦うでしょうか。

 1試合目と同様、立ち上がりからしばらくは一進一退の攻防が続きますが、5分にユウキからのパスを受けたフミヤがゴール。2試合連続の先制点を挙げます。続く8分には、ユウセイが自ら放ったシュートを相手GKが弾いたところにヘッドで飛びこんで追加点。その後、攻めるもののゴールが遠い時間帯が続き、16分にDFの隙を突かれて失点。前半を2-1で折り返します。

 後半、シュウと体調不良のユウセイに替わってカズマ、ケンシンがピッチへ。相変わらず、時折ールが収まらず相手にボールを奪われたりしますが、6分にユウキのパスを受けたチャリが待望のゴール。続く7分にはサイドで粘ったフミヤが上げたクロスをユウキがヘッドで合わせて追加点。その後、相手オウンゴールと、後半から入ったケンシンが思い切って放ったミドルが決まり試合終了。

 1試合目に比べると、キク、シュウ(前半)、カズマ(後半)のDF陣の動きもよくなり、お互いをカバーし合うことができてきました。ハイボールの処理に若干もたつくので、ここを改善したいところです。
(結果:6-1☆(前:2-1、後:4-0)、得点:フミヤ、ユウセイ、チャリ、ユウキ、ケンシン、O・G)

○3試合目 vs ARTEはなぶさ(稲城)
 これまで2戦に勝利しましたが、最後まで気を抜かないよう3戦目に臨みます。
 初めて対戦する相手なので、立ち上がりの入り方が課題でしたが、開始早々、チャリからのパスを受けたユウキがトラップして振り向きざまにシュート。これが決まって先制点を挙げます。しかしこの後も、プレッシャーをかけて相手ボールを奪うものの、ボールを持ちすぎたり慌ててしまったりといったミスが出て、2点目が遠い展開。すると5分、DFラインで若干もたついたところを相手に奪われ、見事なループシュートを決められ1点を返されます。それでも17分、18分とユウキ、フミヤがゴールを決めて、前半を3-1で折り返します。


 後半開始からジョウとシュウが入ると、3分、ジョウがフミヤのパスから細かいタッチのドリブルでDFをかわして持ち込みゴール。5分にもケンシンのゴールで追加点を挙げます。その後、13分にはGKショウのパントキックが相手DFの裏に弾んだところをユウキがゴール。GKショウのナイスアシストでした。試合終盤、18分にタクのCKをユウキが押し込むと、19分には後半途中から入ったレイが左サイドで粘りライン際から送ったマイナスのクロスをタイキが合わせてゴールし、試合終了。

 後半は相手の反撃もしのぎきって無失点で抑え、予選最終戦もそれぞれの選手がそれぞれの持ち場で活躍し、見事勝利を挙げました。
(結果:8-1☆(前:3-1、後:5-0)、得点:ユウキ×4、フミヤ、ジョウ、ケンシン、タイキ)

 結果、3戦全勝で、一次予選は見事1位通過を決めてくれました。細かいところを見ればキリがありませんが、選手達は試合を重ねるにつれてだんだんとチームとしての動きもできつつあります。まだまだ1対1の攻防で遠慮してしまったり、DFラインのところでプレーに迷ってピンチを招いたりというところもありますが、このあたりは次への課題でしょう。
 それでも、今日は試合出場している選手だけではなく、ベンチで待機しているメンバーも声を出し、チームとして戦っているところも見せてくれました。また、交代選手が短い出場時間の中で、しっかり自分の役割を果たし、結果も出してくれたところはすばらしいと思います。

 二次予選の相手は、青葉FCとプログレッソで、どちらも稲城のチームです。いずれも強くて一次予選の様に簡単にはやらせてくれないと思うので、今日の課題をしっかり受け止め、今日応援に来てくれた、選ばれなかった選手達の分まで背負って、チーム一丸となって二次予選に臨みたいと思います。

 本日も多くの保護者の方々に、朝早くから送迎・応援にご協力いただき、ありがとうございました。また、今回の試合には出場できなかった選手や保護者の方々にも応援に駆けつけていただきました。二次予選まで間がありませんが、引き続きご協力、応援いただければと思います。

=中村

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