2014年1月25日土曜日

「応急救護」講習会

多くの小学校が「土曜授業」で、サッカーの練習が午後になるため、
コーチの体が空いている午前を利用して、多摩消防署で「応急救護」講習会を受講した。


午前9時開講という早い時間設定であったが、9名のコーチが集まり講習が始まった。
内容は「AEDを中心とした心肺蘇生法」で、胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDのトレーニングキッドを使い、処置の実技指導を受けた。
参加のコーチの多くがAEDを見たことはあるものの、実際に使ったことがない上に、
「練習のメイン会場の南鶴牧小の付近ではどこにAEDあるか?」と聞かれ、思わず顔を見合わせるほど非常時には心細い状況。(AEDは、南鶴牧小・大松台小・唐木田菖蒲館にあります)
やはり、このような動機づけの必要性を感じた。

AEDのトレーニングキッドを使い、処置の実技指導では、
・救急隊が到着するまでの初期救護がとても重要なこと。(生存率や生活機能回復率を上げる)
・救護では、応援者を数多く確保し、協力を得ること。(チームワークが大切)
・かなり強く胸骨圧迫をする必要があること。(胸を5cmほど沈める深さ)
など、認識を新たにした。

その他、質疑応答では、熱中症やボールで胸を強打した際の応急処置について教わった。

今日の実技はその場面に遭遇しないことがベストだが、、もしその必要性に迫られた際には慌てず正確に対応できるように自信ができた意味で良い体験であった。
今日参加できなかったコーチ向けに、日を改めてもう1回受講を予定している。

今後も、保護者と指導者がしっかり情報を共有して、家での体調管理からサッカー現場での対策へと連携していきたい。

==長谷ヒロ

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