2013年9月8日日曜日

ジュニア3年生 秋季市大会 予選リーグ (1日目)


春季大会でこの学年初のワンツーフィニッシュ(残り1チームもベスト8進出)を成し遂げたジュニア3年生の秋季大会が幕を開けました。

選手達は本大会も3チームに分かれてそれぞれが優勝を目指します。あいにくの雨の予報で急遽午後から午前、そして会場も変更になった予選1日目、BチームとCチームが初陣を切ります。



[Cチーム]


VS 二小B

△ 1 - 1 (1 - 1) (0 - 0)

試合前、チーム本来の力を発揮するには全員がピッチ・ベンチ関係なくサボらないこと、そして相手を圧倒することを目標として確認しました。その後、目の前の試合に勝利するためには、相手より多く得点するには、失点をしない(最小限に食い止める)にはどうすればいいか、選手達だけで話し合わせます。選手達は合宿で全員で話したいつものパターンでの失点(前がかりになったところをカウンターでやられる)の対策、DF任せにせずに近い選手が危険なゾーンを事前に察知してスペースを埋める等も話し合っていたのを確認して試合に臨みます。

キックオフ直後からチームは確かに相手を攻め立て、前半3分にはゴール前の混戦から待望の先取点を奪います。その後もボールを支配しつつも追加点は奪えない中、前半12分に相手のカウンター、人数はカバーしている選手は足りているのに、独走を許してしまいあえなく失点してしまいます。


ハーフタイムには声(味方を指示する・呼ぶ声)をもっと有効に使うこと、味方との距離(近過ぎないか遠すぎないか)を全員で確認すること、そして怖がらずに相手に体を当てること、この3点を修正点として伝えました。その後はチーム内でもう1度ミーティング、「シュートを打ったらゴール前に詰めよう」等具体的な約束事を決めている声が聞こえました。


後半には危ないシーンは減り、更に圧倒的に攻め続けます。ドリブルで仕掛け、取られそうになったらフリーの味方に出すサポートの動きも各所に見られました。勝ち越し点も時間の問題かと思いながらも相手の二小Bさんの体を張ったディフェンスもあり無常の試合終了のホイッスル。試合直後の選手の表情からも勝ちきれなかった悔しさが滲み出ていました。


ボールを支配し続けていたからかきれいに決めようとし過ぎてしまっていたのか、相手ゴールに前ではそこまでの圧倒感が感じられませんでした。折角ハーフタイムにみんなで詰めようと話していたのに、試合中に声を掛け合って修正をできなかったのか。どんなに圧倒的に攻めていても結果は引き分けです。もっと強引にでもシュートを多く打ってそこにみんなで詰めていたら結果は違っていたのではないか、と選手達と話し合いました。


[Bチーム]


VS 東寺方A

★ 0 - 1 (0 - 1) (0 - 0)

Bチームの初戦の相手は東寺方Aチーム。これまでの対戦でも、勝ったり負けたりの好勝負となり、運動量豊富で前へのプレッシャーが強い好チームです。


試合前、球際の勝負や相手と走り負けることなくしっかり戦えばいけるということ、味方同士声を掛け合って、お互いカバーすることを意識していこう、と声をかけて送り出します。また、これからの育成も考え、今大会からはディフェンスの意識付けを全員に考えさせることを目的として、大雑把ながらディフェンスの役割を重視する選手を決めて試合に臨むこととしました。


前半開始から、両チームとも激しいボールの奪い合いで、一進一退の攻防が続きます。相手ボールを奪った後に、むやみにボールを蹴り出すことも以前より少なくなって、スペースに向けて仕掛けることも出来るようになってきました。

そんな展開が続く中、前半残り1分のところで、一瞬の隙を突かれて奪われたボールをドリブルでゴール前に運ばれ、GKとの1対1を冷静に決められ先制を許してしまいます。


ハーフタイムには、しっかり戦えていること、この勢いを続けていけば追いつき、追い越せるぞと声をかけると、選手自らベンチ前で円陣を組んで気合いを入れ直しました。


この勢いで後半もしっかりとボールへのチャレンジが続きます。ドリブル突破からのチャンスがいくつもありましたがなかなか決めきれず。一方で、あわや失点、というピンチも、危険を察知した選手のすばらしいカバーリング、GKのファインセーブでしのぎます。


結果、あと一歩のところで追いつくことができず、初戦は残念ながら0 - 1で敗れてしまいました。しかしながら、内容的には各選手ともしっかりと試合前のテーマに沿ってがんばっていたと思います。新たな課題であるディフェンス面では、時折ボールに夢中になるあまり、相手選手をフリーにしてしまう場面がありましたが、ポジショニングも含めてこれから徐々に理解していってくれるものと思います。


来週、予選の残り2試合が待っています。まずは予選突破に向けて、今日の試合でできたこと、できなかったことをしっかりと見直して、がんばっていきたいと思います。



予選2日目は9/16(月)です。Aチームは聖ヶ丘小学校、BチームとCチームは西落合小と会場を別に戦います。ご父兄の皆様の変わらぬ応援をよろしくお願いします!


最後にこの場をお借りして雨予報を考慮して急遽会場を提供してくださった東寺方サッカー少年団の関係者の皆様にお礼を申し上げます。


== 中村・稲本


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