2012年12月8日土曜日

ジュニア2年 練習試合


ジュニア小2は宝野公園で橋本を拠点に活動されているMIYAKAMI FCさんと練習試合を行いました。

MIYAKAMI FCさんは昨年度の鶴牧SC招待の決勝で負けているチームです。ジュニア小2の選手達はあの敗戦からどれだけの成長を遂げたのでしょうか。試合前にいつもの4つの約束を確認しつつ、3つ目の約束のバードビューと4つ目の約束の声の種類、そしてこれら二つの約束の相互の関連性と重要性を確認して選手達は練習試合に臨みました。

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U8フェスティバルチーム:

一本目
 0 - 3
(0 - 1)
(0 - 2)

開始早々相手の声の大きさとその迫力に圧倒される選手達。相手の個人技もあり試合はMIYAKAMI FCが鶴っ子陣内で進めますが、鶴っ子は抜かれても逆サイドに振られてもボールに食らいつき、ボール奪取してはドリブルを繰り返します。

後半になると鶴っ子に声が戻ってきました。視野も広がってきたのか教えていないワンツーも見られました。相手の陣内に攻め込む回数も増えてきましたが、相手の個人技で追加点を入れられた後に集中力がガタッと落ちて直後にまた失点しまう良くないパターン。但し、それ以外に攻められていても危ないと感じるシーンはなかったのも事実。

二本目
 0 - 0

時間の都合上、10分1本になってしまいましたが、攻めに厚みも見られるようになります。ゴールキーパーから2バックのポジショニングの指示が出ます。これにはコーチ一同、驚きました。ピッチ内ではお互いに要求し合って文句を言い合う場面も。相手の個人技とワイドな攻めにも諦めず追っかけ続け、そしてゴールキーパーの好セーブもあり結果はドロー。

抜かれても、振られても、追っかけ食らいつく選手の姿勢は明らかに昨年度とは違いますが、そういった選手が増えている中でまだ捕りに行かない、追いかけない選手がいるのも確かです。

多摩川流域チーム:

一本目
 1 - 0
(1 - 0)
(0 - 0)


U8フェスティバルチームの後の試合だったせいか、早く試合をしたい感満載の選手達は試合開始直後から攻め続け、相手ゴールキーパーのポジションを冷静に見て決めたシュートで先制、1-0で前半を折り返します。後半も引き続き攻勢に出るも明らかにバランスが悪い。2バックが自然と3バックになってしまったり、闇雲に突っ込んで行くドリブルが目立ち始めます。同時にピッチ内の声もトーンダウン。攻めてはいるが得点の予感はなし…。試合終了後、コーチにチーム内で前半と後半で何が機能しなくなってしまったのか話し合うように指示されます。

二本目
 0 - 3

U8フェスティバルチームと同じく10分1本です。結果はポンポンポンと足だけの軽いディフェンスで抜かれ、それに食らいつく迫力も特になく立て続けに3本決められ、攻めては単発のドリブルの繰り返しのみ、いいことなく試合終了。リズムの悪い時間帯を自分達で断ち切ることができないままズルズルと終わってしまいました。試合後、コーチから悪くなってしまったリズムを自分達でどう修正すべきだったか、練習試合を通して言われ続けていた味方を助ける・指示する声とはどんな声なのか個人・チームで考えてみよう、次の練習からその答えを試してみよう、と総括。

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二学期になって積極的に取り入れているハイボール処理にまだ難があります。

声は着実に成長しています。次のステップの声にどう気付かせてあげるか、コーチの課題です。

鶴っ子達、昨年度のMIYAKAMI FCさんとの試合と比べると明らかにフィジカルで負ける場面が減ったと思いました。今後も日々の練習、そして放課後の友達との遊び等を通して逞しくなって欲しいなと思います。

今月はこの2チームで一つずつ対外試合があります(U8地域育成&MIYAKAMI FC招待大会)。鶴っ子らしいサッカーをして2012年を締めくくれるのか今から楽しみにしたいと思います。

父兄の皆様、温かい声援をありがとうございました。

 ==稲本

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