2012年5月26日土曜日

第51回東京都中学校総合体育大会 兼 第65回東京都中学校サッカー選手権大会 第7支部予選2日目

予選2日目
一日2試合、きょうである程度結果が見える大事な試合です。
しかし、今日もベストメンバーを組めません。体育祭前で練習もママならない状態、どうなるのでしょう。

vs稲城五中
相手には中体連東京トレセンの選手が5人もいます。3年生だけで9人、大きくて、走力のあるチームです。今大会の最強の相手に挑みます。
鶴牧の先発は
GK コウ
DF ハルキ、ミツル、マサキ、レオ
MF カズマ、シュン、リク、ユウスケ
MF タクミ
FW ヒロヤ
明らかに相手の方が大きくてスピードもあります。特にFW の 7 番は元フロンターレJrの選手。テクニックもスピードもあります。このやっかいな相手にシュンをマンマークで付けます。シュンは風邪気味で咳をしながらのプレーです。相手ボランチの4番の選手もドリブルが速く、やっかいです。またトップ下の9番の選手もパスワークが速く、再三スルーパスを効果的に供給します。
要するに強いチームです。しかし、集中しています。特に相手7番の選手はシュンのマンマークを明らかに嫌がっています。ボール支配率は圧倒的に相手。耐えます。自由にサッカーさせません。相手の選手達はボールをキープできるためかドリブルが多くなります。でも、これは鶴牧にとってはありがたく、徐々にサイドに押し出します。攻められているようで不安はあまりありません。前半はこのまま守りきりそうな状況。
そして前半残り2分。7番の選手がドリブルを始めます。シュンが縦をきりながら併走します。相手は横へのドリブルになります。それでも身体能力を活かして強引なシュート。キーパーのコウはシュートコースに体重を移動、しかし、ディフェンスがシュートに体をぶつけます。ボールのコースが変わり、コウは逆をつかます。そのまま、ゴールイン。0-1。
前半終了。
失点で心が折れないかというのはベンチの心配。疲れの見えるユウスケを下げ、ヒロヤを左ハーフに戻し、ケントを投入します。相変わらず、高い集中力。足も止まらず、声も出ます。大きなピンチもなく、しかし、チャンスもなく、このまま守りきりました。
引き分けが最善の結果でしたが、1失点なら問題ありません。次の試合が勝負です。

vs 稲城二中
ここからが勝負です。勝たなければなりません。
GK コウ
DF カズマ、ミツル、マサキ、レオ
MF ハルキ、ケイ、シュン、ヒロヤ
MF タクミ
FW リク
鶴牧のキックオフ。これまでとは違い、前への意識を持って、ボールを動かします。きちんとボールを支配しながら相手陣内へ。ディフェンスもラインを上げます。中盤でボールが収まり、久しぶりに鶴牧ペースで試合が進みます。シュートはありませんが、相手のプレスもこれまでよりも遅く、自由にボールが回ります。ただ、足元へのパスがずれるのは久しぶりの攻撃だからでしょうか。フィニッシュの前にミスで自滅している感じがします。選手達はいけると感じているのでしょう。前へ、前へ。ここで得点できていれば違ったかもしれません。
6分過ぎ、相手が苦し紛れに前線へロングボール。このボールをちょっと安易にさばきました。うまく前線にパスを繋げられず、パスミスから不用意なコーナーキックを与えます。これまでの2試合から何なくはじき返すと思っていましたが、ディフェンス陣は自陣でもパスを繋ごうと考えたのか、クリアできずに混戦に持ち込まれます。そして、混戦の中で押し込まれて失点。0-1。
まだ、早い時間なのであわてることはないのですが、明らかにプレーが変わりました。負けられない試合。勝たなければ先へ進めない試合。焦るなという方が無理なのでしょう。前に急ぎます。そして、相手ボランチが大きく蹴りだしたボールがゴール前に。なんでもないボール。コウは次のプレーに意識が行ったのでしょうか。ボールから目を離してしまったのでしょうか。イレギュラーしたのでしょうか。キャッチできずに、ゴールの中へころころと。失点0ー2。まだ 7分。
しかし、プレーが雑になります。前に急ぎます。そしてパスミス。相手は前がかりのディフェンスの裏へボールを放り込みます。裏を取られて、キーパーが飛び出すも、かわされ失点。0ー3。
リズムが戻りません。また同じパターン。今度はハルキが裏を取られたのを反転して追いつき、体を寄せます。ここで相手が転倒。ファールの判定。しかも PK。そのまま決められ、0ー4。 そして前半終了。
後半、もう点を取るしかないというベンチの判断。スリーバックにしてマサキをトップに。
マサキは前線で体を張ってシュートに持ち込もうとします。しかし、相手も自由にはさせてくれず、シュートできません。前で勝負した結果ですが、マサキのいないスリーバックは機能せず、裏を取られて失点を重ねる結果となりました。
結果としては0ー7。完敗です。
予選敗退が決定。つらい結果です。三年生の涙が止まりません。そしてコバの涙も。
ディフェンスに集中することはできました。しかし、オフェンスを考えるとディフェンスがおろそかになり、焦るとパスの精度が悪くなり、単調になる。どうしても克服できませんでした。
たくさん応援していただいたのに申し訳ありませんでした。
消化試合にはなりましたが、後1試合あります。何とか得点して勝って終りたいと思います。

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