2012年5月20日日曜日

第51回東京都中学校総合体育大会 兼 第65回東京都中学校サッカー選手権大会 第7支部予選

今年も三年生の引退をかけた大会が始まります。鶴牧中学校は、稲城五中、鶴川二中、稲城二中、玉川学園中と対戦します。5チーム中上位2チームが決勝トーナメントに進みます。春の大会はこの中では稲城五中と鶴川二中が決勝トーナメントに進んでいます。つまり、この2チームのどちらかを上回らなければなりません。 春の大会のことも踏まえて、コーチ陣と三年生はたくさん話し合いをしました。そこで出た結論は、稲城五中と鶴川二中とは最低でも引き分け、他の2校から勝ち点を上げ、上位2チームの星の潰しあいに期待しようというものです。引き分け狙いはとても難しく、かえって自分達のサッカーを苦しくしてしまう可能性もありますが、三年生の総意でこのように決まりました。

そして、迎える初戦、相手は鶴川二中です。いきなり強豪との試合、しかも、相手三年生は最後の大会ということで自発的に丸刈りにしてきて、かなり気合が入っています。

vs 鶴川二中
今日はトモヤが発熱で不参加、悩んだ末の布陣は、
GK コウ
DF ハルキ、ミツル、マサキ、レオ
MF カズマ、シュン、リク、ヒロヤ
MF タクミ
FW ユウスケ
鶴牧のキックオフ。相手の出足が速くいきなり自陣深く追い込まれます。しかし、前半は決めたとおり、無理をせず単純にはじきかえします。ディフェンスラインを高く取り、裏のスペースはコウがカバーします。昨日成年との合同練習で教わったマンマークが機能します。相手をフリーにしていないので、スピードにのらせません。自陣での戦いが多くなりますが、それほどシュートも打たれません。打たれてもきちんとコウがキャッチできる距離のシュート。鶴牧はヒロヤの前のスペースを使ってチャンスを作ります。
ただ、トモヤの代わりに入ったユウスケはいつもはディフェンスが多いため、どうしても下がってきてしまいます。そこで、ユウスケを下げてケイを投入します。少しずつ相手の動きに慣れてきて、タクミがボールを収める回数も増えてきます。
しかし、なかなかバイタルエリアに入れず、ミドルレンジからのシュートになってしまいます。そして、前半はこのまま終了。0ー0。

後半は相手の動きにも慣れてきたのでいつものパスサッカーに戻します。チャンスもありますが、ピンチもあります。センターバックのミツルの指示、マサキの体をはったプレーが光ります。コウの飛び出しも的確でゴール前の混戦も冷静に対応し、ピンチを救います。フォワードで相手をチェイシングしていたケイの体力が限界に見えたので、タクミFに交替します。それでも相手を崩せないまま、徐々にMF陣の足が止まり始め、相手に押し込まれる場面が増えます。
チャンスもありましたが、ゴールは奪えず、足が止まり始めてもディフェンス陣は最後までマンマークをはずさず、無失点で終わりました。

とりあえず、自分達で決めたことをきっちりとやりきりました。
現在の順位
1位 稲城五中、勝点3、得失点差+5
2位 稲城二中、勝点3、得失点差+2
3位 鶴中、勝点1、得失点差 0
3位 鶴川二中、勝点1、得失点差 0
5位 玉川学園、勝点0、得失点差-7

今度は26日、稲城五中、稲城二中と戦います。

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