2012年4月22日日曜日

ジュニア6年TOP 全日本予選決勝リーグ


全日本決勝リーグ。中央大会出場2枠をかけて4強がぶつかります。
3次リーグでは全チームが勝点で並び得失点差1の僅差でしたが、決勝リーグはそれを上回る壮絶な試合となりました。


<第1試合>
VS ヴェルディ 0-2 ★
Jクラブを相手にどこまで戦えるのか、自分たちの力を確かめるいい機会です。
終始押し込まれる展開を想像していましたが、いざ蓋を開けてみると驚きでした。互角以上の戦いで前半はシュート数も相手を上回りました。14分にゴールキーパーのパントが前線に収まり先制点を奪われますが、前半はこの1失点のみ。


1日3試合という消耗戦を意識して、今日は総力戦で臨むことを予め決めていました。後半はスタートとは違う布陣で臨みましたが、遜色ない戦いを続けてくれています。16分に「さすが!」と唸らせるシュートで2失点目を許しますが、それ以外は決定的なシーンも与えず試合終了。


勝利こそならなかったものの、選手達は「十分やれる!」という自信を持てたのではないでしょうか。




<第2試合>
VS スクデット 3-1 ☆ (ケイト、ヒロユキ、シオン)
相手は既に1勝しており、ここで負けると鶴牧の中央大会出場の目はなくなります。


前半はスコアレス。後半早々、高い位置でケイトがボールを奪いシュート、本日の初得点が生まれます。勢いに乗る鶴牧、3分には5年生ヒロユキが追加点、18分にはシオンが決めて突き放します。19分に失点を許しますが、3-1で勝利。この時点で次の最終戦に勝利すれば、2位以上が確定です。




<第3試合>
VS 青葉 3-4 ★ (ダイキ、シオン、ユウキ)
連続試合ということで40分間のインターバルを挟み、いざ試合へ。休憩時間にしっかり身体を休ませたこともあり、疲れも見せず元気です。


開始1分にフリーキックからのボールをダイキが頭で決めて先制。17分にシオンの追加点で2点差に。選手・ベンチの誰もが「これで行けるぞ!」と思いました。しかしこの慢心が、その後の思いもよらぬ展開を生んでしまいます。


気が緩んだのか前半18分・19分と立て続けに失点を許し、あっという間にふり出しに戻されてしまいます。


勢いに乗る相手チーム。既に2敗しているものの、鶴牧に2点差をつけて勝利すれば中央大会出場の道が一気に開けます。
後半もこの勢いを止めることができません。PKから逆転を許し、鶴牧はもう完全に自分たちのプレーを見失ってしまいました。そして17分、ついに4点目を失います。まさかの展開に鶴牧ベンチは唖然。歓喜に沸く青葉。
もはや、これまでか・・・。


ところが、まだもうひと波乱ありました。
19分。必死の攻撃から相手ペナルティエリアやや右後方でケイトがファールをもらいます。キッカーはユウキ。もうあまり時間がありません。おそらくこれが最後のチャンスでしょう。相当なプレッシャーのかかる場面でしたが、この状況でもキャプテンは落ち着いていました。相手キーパーと壁との位置をしっかり見定め、冷静に右サイドへチップ気味のボールを蹴り込みました。「ゴ〜ル!」この1点で、再び鶴牧に中央大会出場の可能性が出てきました。


ほどなくゲームセット。中央大会進出を阻まれ涙する青葉。試合に負けたことで出場を阻まれたと思い涙する鶴牧。双方の選手が皆涙する壮絶な試合となりました。


この結果、最終試合のヴェルディVSスクデット戦にヴェルディが勝てば鶴牧が準優勝、スクデットが引き分け以上でスクデットが準優勝です。ハラハラしながら終了を待ちました。結果は2-1でヴェルディの勝利。


そして鶴牧の準優勝、16年ぶりの全日本少年サッカー大会 東京都中央大会出場が決まりました。
選手のみんな、おめでとう!!
先輩が成し遂げられなかった夢をしっかりと引き継ぎ、1次リーグから最小差の試合が続く厳しい戦いを見事に制してここまできました。『強さ』を身に付けた結果だと思います。ホントによく頑張ったね。
中央大会ではより一層の強豪達と戦うことになります。どこまでやれるか楽しみだね。これから大会までの間しっかりと練習を重ね、『勝利』で鶴牧の歴史に名を刻もう!!


ご父兄・関係者の皆さま、本日も多くのご声援をいただき本当にありがとうございました。中央大会出場の切符は選手は勿論、それを支えてくださった周りの方々皆で勝ち取ったものだと思います。6月3日〜の本大会(ヴェルディグランド)も、どのチームよりも大きな声援で選手達と一緒に戦いましょう!













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