2011年10月8日土曜日

中体連新人戦予選2日目

鶴牧の前の試合で町田南が成瀬台に勝ち3勝目を上げました。そのため、鶴牧は勝つしかなくなりました。絶対負けられない状況をどう克服できるでしょうか。今回は先週の試合で足を痛めたミツルの練習不足が心配です。ほかにも数人足が痛いと言っています。大事な試合にちょっと不安が残ります。

vs成瀬台中
GK、コウ
DF、カズマ、ミツル、マサキ、レオ
MF、シュン
MF、ハルキ、タクミ、ヒロヤ
FW、リク、トモヤ
鶴牧のキックオフで始まります。また同じことを繰り返しました。リクからタクミに下げたボールを機械的にレオまで下げます。そこで前にパスコースがなく、ディフェンスラインでボールを回し始めます。相手はどんどん前に出てきます。ボランチやサイドにボールを出してもその前には行けず、また下げます。結局最後は相手を呼び込んでの競り合いになります。まったく、声が出ません。相手ボールにアクセスできません。どうやら勝たなければならないというプレッシャーが緊張感になり、体が動いていないようです。ベンチから大きな声で鼓舞してもまったく動けていません。後手後手に回ります。自陣から抜け出せません。強引に前に蹴ってもはじき返されるだけです。そして、修正できないまま、ゴール前の混戦に持ち込まれ、2列目から豪快に蹴りこまれます。0-1。
声を出せ、ボールを落ち着かせろ、近いところへ繋げ。どの指示も聞こえているのかいないのか。リズムは変わりません。走行するうちに右サイドを抜け出されます。コウが一瞬躊躇しました。これまでナイスセーブを繰り返していたコウを責めることはできません。しかし、この一瞬の躊躇でしっかりとはじき返すことができず、相手の前に落ちます。これを無人のゴールに蹴りこまれ、失点。0-2。
またもや前半で2失点。リズムを変えることはできず、前半終了。シュートは結局ハルキの2本だけでした。

負ければ予選敗退。とにかく点を取りに行くことを宣言。ベンチとしては早い時間に1点取り返せば流れが変わると考えました。選手にも点を取りに行くことを宣言して、無理なフォーメーションを考えました。
GK、コウ
DF、カズマ、レオ、シュン
MF、マサキ、ミツル
MF、ハルキ、タクミ、ヒロヤ
FW、リク、トモヤ
後半開始。ミツル、マサキが積極的に攻め上がり、シュートまで持ち込めるところまで行きました。しかし、やはり無理がありました。練習でやっていないことを試合で急に出来るはずはありません。動きが重なり、パスがズレ、味方同士でボールを見合う場面が増えます。前への推進力は出ましたが、相手を崩すことにはつながりません。そしてベンチが目論んだ開始5分での得点は実現できませでした。ここで元のフォーメーションに戻すべきだったかもしれませんが、1点取るまでという気持ちが裏目に出ました。急遽のスリーバックを相手FW2人で崩され失点、万事窮すです。結局流れを戻すことが出来ずに0-5の敗戦でした。
これで予選敗退は決定です。

試合の待ち時間に選手同士で話し合いを持ち、自分たちでフォーメーションを決め、試合に臨むことにしました。ただし、第一試合で負傷早退したカズマはいません。ベンチからの指示はこれからの自分たちのチームが目指すべきパスサッカーのために原点に帰ることだけ。

vs 平山
GK、コウ
DF、ユウスケ、レオ、マサキ、ケイ
MF、ミツル、シュン
MF、タクミ、ヒロヤ
FW、リク、トモヤ
相手キックオフ。大きく蹴りこんできます。これには冷静に対処し、自陣からでもボールをコントロールしての試合になりました。しかし相手のツートップがレオ、マサキとミツル、シュンの間でボールを受けに来ます。そのため、ボランチの頭上をボールが行き来するため、ミツル、シュンがボールを触る機会がありません。相手は速い15番にボールを集めますが、ディフェンスラインはそれに気づかず、自由にさせています。再三ベンチからレオに指示しますが、レオとしてはマサキをスイーパーにして自分がその前で相手を抑えたいと思っているようです。でも、相手は2トップですから一人では無理です。それでも、ディフェンスがカラダを張り、得点は与えません。しかし、最初の流れは相手に行きました。右サイドに流れた15番がボールをトラップ、ケイがからだを寄せます。その一瞬前に強引なシュート。これが無回転のぶれ球になりました。コウはしっかりとボールを見ていたようですが、ゴールの枠を外れそうと思ったか、手を出さずに見送りましたが、ゴール右隅の本当に狭いエリアに決まりました。0-1。
ここでひとつ大きな動きがありました。ミツルが自分の判断でセンターバックに戻りました。何をすべきか、何が大事かを始めて自分で判断した瞬間です。これでディフェンスラインが安定しました。正しい判断、決断だったと思います。自分がやりたいことと、チームのためにやるべきことを考えたのだと思います。後は攻撃陣です。パスを細かく繋いでいるときにドリブルを選択する選手、それもマイナス方向へ。さらに、パスを出しても出しっぱなしで次のポジションに行こうとしない選手。前に向かって繋がっているボールを何も考えずにセンターバックまで下げるパスを出す選手。問題点はいっぱいです。ミツルの決断で安定はしましたが、攻撃の手立てはありません。そして前半終了。

とにかくショートパスを近いところに繋ぐこと、ドリブルを選択するのであれば、前に向かって攻撃のドリブルにすることを確認し、後半へ。
足を痛めベンチに置いていたハルキをピッチに戻し、ヒロヤを下げます。
GK、コウ
DF、レオ、ミツル、マサキ、ケイ
MF、リク、シュン
MF、ハルキ、ユウスケ
FW、タクミ、トモヤ
短いパスは繋がるようになります。しかし、2つ目、3つ目のパスコースがありません。パスを出した選手が受けに行くとか、前でパスコースを作るという動きがありません。相手の最終ラインまではボールを繋ぐことができますが、最終ラインを崩せません。パスが4つ、5つと繋がったのは2回。その中で、タクミがシュートに持ち込んだ場面は惜しかったし、ペナルティエリア内で倒されたのに、さらに相手ディフェンダーがクリアしたのに判定はゴールキックで再開、選手も、観客も、ベンチも????
このままゴールを割れずに敗戦。

最終結果は、1勝3敗でした。

応援ありがとうございました。
結果を出せなくてすみませんでした。

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