2011年7月2日土曜日

中体連第七支部都大会代表決定戦

町田日野多摩稲城地区で優勝した日大三中と八王子地区で優勝した八王子四中は都大会代表を決めました。
両地区の2位から7位まで計12チームが3ブロックに分かれてトーナメント方式で残りの3代表を決めます。後2つ勝てば都大会です。鶴牧は、松が谷、成瀬台、中山中と同じブロックで初戦は中山中です。

vs中山中
今日の先発は、GKタイキ、DFカズシ、ジョウ、タクヤ、イツキ。MFダイチ、ショウタ、レイジ、シュンタ。トップ下 タク、ワントップ タケルです。久しぶりの先発タイキは緊張気味ですが大丈夫でしょうか。今日は、青年部からナカッチ、ヒトピー、ユウくんがわざわざ応援に来てくれました。ありがたいことです。こんなにも気にしてくれている人たちがいるんだから頑張らなければ。
鶴牧のキックオフで試合が始まりました。ゆっくりとボールを下げ、回します。思ったほどプレッシャーがありません。きちんとボールをコントロールできています。個々のプレーは圧倒的に鶴牧が上です。いつものように左右から崩し、ゴール前まで運びます。しかし、フィニッシュが決まりません。惜しい場面はたくさんあります。ディフェンスもあまり厳しくなく、いずれゴールを割れるのではと思います。相手は、トップ下の11番にボールを集めようとしますが、ジョウ、タクヤがきちんと止めます。しかし、単純にディフェンスの裏に入れてくるため、ミスをすると大変という感じはします。
最初に惜しい場面を作ったのはカズ。ダイチとのパス交換を抜け出し、シュート。しかし、キーパーキャッチ。

続いてタケル。スルーパスに前を向き、すかさずシュート。これはディフェンスのブロックにかかります。

惜しい場面が続いた前半15分、ジョウがクリアしたボールがシュート回転で中央へ少し流れていきます。これが相手有利に流れ、相手MFが直接コントロールして、左へワンタッチパス。ボールはジョウの後ろへ。タイキは一瞬躊躇。ボールを受けた相手左サイドの選手がドリブルに入るところでタイキが動きます。しかし、やや遅く、タイキかわされ無人のゴールに蹴りこまれました。しばらくぶりの先発が裏目に出たでしょうか。数少ない相手チャンスに決められてしまいました。0-1。
油断なのか、連携ミスなのか、圧倒的に押していただけに嫌な感じです。しかし、今回の鶴牧は少したくましくなりました。失点の直後、中盤でボールを持ったショウタがダイチの動きを見ながらふわりとしたパス。これに反応してダイチが抜け出しました。きちんとボールをコントロールし、キーパーをしっかりと見てこれをかわし、こちらも無人のゴールに蹴りこみました。失点から1分もたたずに同点です。1-1。

俄然勢いが増します。センタリングにきちんと反応しダイレクトにシュートに持ち込んだレイジのシュートは残念ながら枠の上に。

今度は20分過ぎ、ダイチがまたもドリブルで抜け出します。キーパーを見て、次に内側を確認します。しっかりと顔があがったきれいなドリブルです。

キーパーを自分のサイドにしっかりと引き付け、折り返します。

そこに、FW タケルが飛び込みます。これを押し込み、逆転です。ごめんねタケル、近すぎて顔が映らなかった。2-1。

25分過ぎにはショウタがドリブルで持ち込みシュート。

終了間際にはイツキがゴール前へ。

そしてこのまま前半を終了します。この時点でもう1点取れていれば楽な試合になったはずです。個人技は上回っていますが、パスはズレ、浮き球が多く、2つは繋がっても3つ目はという、ふぁーっとした感じ。何か迫力に欠けます。ディフェンスも体で止めにいくのではなく、足先だけ。あまり出来がよいとは言えません。

後半、相手10番の選手がピッチに入ります。一気に雰囲気が変わりました。トップ下に入った10番がボールをコントロールし、プレスが早くなります。ボールを支配できなくなります。ボランチが前に出れなくなります。守備におわれます。なぜ、最初からピッチにいなかったのかはわかりませんが、鶴牧にとってはありがたかった気がします。それでも、ピンチというほどではなく、ボール・ポゼッションが互角になったというところです。1点差しかないので、ミスは許されません。ディフェンス陣の体を張ったプレーが続きます。ここでベンチが動きました。タクを下げ、ユウガをピッチへ。そしてシュンタを右に、ショウタをトップ下にダイチを相手10番のマンマークに付けます。ここからダイチの体を張ったプレーが繰り広げられます。相手10番に仕事をさせません。流れが戻ります。前目に移動したショウタがドリブルで抜け出し、キーパーもかわした場面は圧巻でしたが、相手ディフェンダーが体を投げ出し、得点にはなりませんでした。

次はユウガ。シュンタのコーナーキックにボレーで合わせます。

しかし、ボールは無情にもクロスバーへ。そして後半20分、シュンタのコーナーキック。ユウガが競ったボールが後ろに流れます。ここにタケルがいました。冷静にグラウンダーのきれいなシュート。ゴールインです。でもまたまたごめん、タケル。シャッターが追いつかなかった。ということでゴール寸前の場面を紹介します。3-1。

これで楽になりました。あとは、相手をボールを渡さず、攻め続け試合終了。

勝ちました。いよいよ決勝戦。明日松が谷中と都大会代表をかけて戦います。新人戦で0-4で負けたチームです。今度こそ雪辱して夢の都大会に進みましょう!
11:10 vs 松が谷中 (サレジオ高専)

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