2011年6月18日土曜日

中体連夏季大会決勝トーナメント

予選リーグを終え、ベスト16となり、いよいよ決勝トーナメントです。上位7チームが都大会進出をかけて八王子ブロックのベスト7と戦います。まずは、きょう勝ってベスト8に進まなければなりません。ここで負ければおしまいです。まだまだ気を抜けません。でも、ここに来てチームの連携がよくなり一体感が出てきていて、期待は高まります。

決勝トーナメント
vs玉川学園中等部
このチームではおそらく初めての対戦です。まったくどんなチームかわかりません。なので、自分たちのサッカーをするだけです。
先発は、キーパー、サトシ。DF、カズシ、ジョウ、タクヤ、イツキ。MF、ダイチ、ショウタ、レイジ、ユウガ。トップ下、タク。ワントップ、タケルです。今日は、シュンタがベンチスタートです。
決勝トーナメントは60分のゲームです。
相手キックオフで試合開始。ワンタッチしたボールを思い切りイツキの裏に蹴りこんできました。どうやら蹴って走るサッカーのようです。イツキは冷静に体を入れて相手に触らせず、スローインで再開です。自陣での攻防で始まりますが、きちんとボールはキープできています。でもちょっと緊張気味かパスが少しずれます。すぐに前に向けるところではなく、ちょっと戻って受けなければならないといったほんの少しのずれなのですが、動き直しになるため、リズムがでません。危なげはありませんが、きちんと崩せてもいません。なんとなくボールを支配し、ボールを回しているけど、決定的な場面も作れず、時間が過ぎていきます。徐々にダイチの前、ユウガの前のスペースが使えるようになってきます。レイジ、ショウタから左右に散らし、イツキとユウガ、カズシとダイチで相手陣に進めるようになってきました。そして前半13分過ぎ、右サイドでのボール交換から抜け出します。エンドラインまでドリブルで持ち込みます。今日これまではここからマイナスぎみにパスを出し、タケルが駆け込むというパターンでしたが、今回はドリブルで切り込んできます。そして180センチはあろうかという相手キーパーの動きを見ながら、低いシュートをニアサイドへ。しっかりと狙ったボールがゴールに吸い込まれます。先制!1-0。


ここまで相手に打たせたシュートはフリーキックのみ。細かいパス交換とディフェンスを経由する大きなサイドチェンジ。ボランチ、トップ下から左右に散らして、折り返しをフィニッシュするというパターンが繰り返されます。ユウガ、ダイチからの折り返し。カズシ、イツキからの折り返し。タケルの飛び込み、レイジ、ショウタのミドルシュート。惜しい場面が続きますが、フィニッシュにはつながりません。でもいずれは取れるという気持ちにさせてくれる場面が何回も生み出されます。やがて20分過ぎ。またもカズシとダイチで右サイドを崩しました。ダイチから早めのクロス。低い弾道でゴールの前を横切るボール、飛び込むタケル。しかし、届かず、と思った瞬間さらに外からユウガが走りこんでいました。きれいなボレーがゴールネットを揺らしました。2-0。


このまま前半を終了。春、夏と厳しい戦いを続けてきましたが。ようやく安心して見られる試合になりました。きょうはジュニアの石神代表が観戦に来てくださいました。
「ボランチから組み立て、左右に散らして崩す戦法は身についているみたいだね。でも、トップのタケルにボールが収まる場面が結構あって、よいポストプレーができているので、トップ下のタクとのパス交換で抜け出すとか、あそこでひとつ崩せるようになると、幅が広がるね。」という感想をいただきました。確かにタケルが前を向ける場面が増えると、相手のディフェンスも守りにくくなるだろうなと思います。


さて、後半。鶴牧のキックオフ。相変わらず、押し気味に進めます。ユウガに変わってシュンタが入っているため、全体的にゆったりとボールが回ります。じっくりとボールをつなぐイメージです。相変わらず、左右から崩し、ゴール前に。しかし、常にマイナス気味のセンタリングに相手も慣れてきたのか、ちょっとゴールのニオイは遠のいたかな。でも、ほとんどボールを支配しているため、危なさは感じません。2点差はちょっと不安。次に相手が1点とると流れが変わりそう。心配性はなかなか直りそうもありません。ベンチはここでダイチを下げ、ユウガを投入。後半15分。右サイドをカズシが抜け出しました。そのまま、早いタイミングで低いセンタリング。これまでマイナス気味のセンタリングが多かったのですが、今回は早めだったのでややプラス気味。タケルが飛び込みます。しかし、届かず。でも、前半と同じパターン。大外からユウガが走りこんで蹴りこみ。3-0。今回はベンチの采配がはまっている感じです。


その後も、シュンタ、ショウタとゴールを狙いますが、枠を捉えられず。ショウタのシュートがポストを掠める惜しい場面もありましたが。ゴールは割れず。残り10分からはサブのメンバーを投入する余裕も出ました。
そして、このまま試合終了。

勝ちました。ベスト8進出です。この中から7チームが先に進みます。これからの3試合で1つでも勝てば都大会挑戦の権利が出ます。後一歩。

明日、父の日。ベスト4をかけて小山田中と対戦します。明日はお父さんに感謝の気持ちを込めて勝ちきりましょう!

(本日のおまけ、珍しい、タクヤのヘディングシュートです。ボールはどこへ?)

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