2010年6月6日日曜日

中体連夏の大会、予選2日目

予選2日目、今日の相手は春の大会で6ー0で勝利しているチームです。予選突破には得失点差が絡む可能性があるため、できる限りたくさんの点差をつけて勝利したいところです。しかし、相手が強ければ強いなりに対応できる頼もしいチームなのですが、相手がそれほどでもないと感じるとその相手にあわせたサッカーになってしまうことが多いのが心配です。また、きょうはセンターバックのジョウが発熱で欠場。代わりにセンターバックにタクヤを配し、右サイドバックに1年生のショウタをいれ、カズシが右バックに回わるというはじめての布陣です。
自分達のサッカーをすることに全力を尽くすこと、最初から全力で飛ばすことを確認してピッチに送り出しました。
相手はトップに2人足の速い選手をおいて、とにかくその二人を走らせるサッカーのようです。しかし、きょうもディフェンス陣はしっかりと対応でき、その二人をきちんと抑えます。
















でも、中盤がよくありません。とにかく、前に急いでいるのか、浮き球のワンタッチパスばかり。受け手は浮き球を処理してからドリブルやパスに入るため、結局そこでスピードが鈍ります。自分達のサッカーをというコーチの話はどこにいってしまったのでしょう。それでも個人技で相手をかわすことができるため、前半3分ダイチがドリブルで抜け出し、エンドライン際から中に切れ込む得意のパターンでシュート。キーパがはじいてボールはゴール内へ。先制点と思いましたが、審判はゴールキックの合図。どうやらエンドライン際のドリブルがラインを超えていたという判定のようです。その後、相も変らぬ浮き球のパスばかり。得点できずに時間が過ぎていきます。
ようやく8分過ぎダイチがドリブルで抜け出し、今度は最初から中に切れ込むドリブルでキーパの位置を冷静に判断してシュート。ようやく先制点です。
でもそこから膠着状態に入ります。ベンチはここで、タケルを呼び戻し、代わりに三年生のナオキをピッチに送り出し、リズムを変えようと試みます。タケルの調子が悪かったのではなく、ベンチからの指示をきちんとピッチに伝えるための交代です。少しずつリズムが代わり始めますが、それでも得点にはならず、前半も残り3分。このまま終わってしまうのかと思いましたが、それを救ったのがディフェンスのカズシ。
ダイチの外を回りこむようにオーバーラップ、そこにきちんとグラウンダーのパスが出て絵に描いたようにキーパーと一対一。カズシは冷静にゴール左のサイドネットへ流し込み2点目。















ようやく、選手に落ち着きが出てきたのか、そこから前半終了までショウタ、シュンタと連続ゴール。
前半を4-0で終えました。

















後半は最後の大会でもあるため、ダイチを下げ、怪我を抱えている三年生のリュートをピッチへ。また、1年生でサイドバックに入っていたショウタを、同じ1年生のコウに変えます。
浮き球やワンタッチプレーを禁止し、きちんとトラップして、味方を見てグラウンダーのインサイドパスで繋ぐ練習でやっていることを忠実にやるように要求して後半へ。
















でも、そうは簡単にリズムは戻りませんでした。攻撃に移るときにサイドバックがあがるためディフェンス陣はセンターバックのアツシとタクヤだけになります。そして恐れていた事態に。相手のロングパスが相手フォワードに繋がります。アツシがきちんと対応し、ボールにきちんとアクセスしましたが、一瞬相手の陰でボールが見えなくなったか体を入れ替えられ、抜け出されます。キーパーが果敢に飛び出しましたが、ボールはコロコロと無人のゴールへ。失点です。4ー1。
悪い流れになりそうでしたが、今度はイツキがこの流れを引き戻します。相手ボールをカットして中央からドリブル突破、冷静にゴールに流し込み、5-1。
ここでアクシデント、ナオキが相手と接触転倒し、そのとき相手のひざが顔面に。負傷退場。ここで、ナオキに変えてヨウスケをピッチ。これで大きく布陣が変わったため、うまく流れを変えられません。それでもショウタが本日2点目をゲット。6-1。

日野二中が日野三中に6ー0で勝利しているため、どうしても後1点。6点差は付けたいところです。
ところがここでタクのパスを相手フォワードにさらわれて抜け出され失点。6-2。
残り時間後10分。ここでタケルとダイチをピッチに戻します。ここまでコーチと話しながら仲間の様子を見ていた二人が、ベンチにいた鬱憤を晴らすように走り回り、ようやく本領を発揮してくれます。この二人がそれぞれ連続して得点。8-2。

これでとりあえず得失点差で並びました。残り時間はあとわずか。このまま終わるのかと思いましたが、ここで意地を見せた選手が一人。自分のパスをカットされて失点したことを気にしていたタクが最後の最後、ゴール前で粘り、左足一閃ゴール左隅に執念のゴール。9-2。
気持ちの入ったすばらしいプレーでした。















これで得失点差でも一歩抜け出しました。予選最終日野ニ中戦は6/13(日)、青陵中で14:10キックオフです。なんとか勝利してこのまま予選突破といきたいところです。

本日までの順位。
1位、鶴牧中 1勝1分
2位、日野二中、1勝
3位、七生中、1分
4位、日野三中、2敗。

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